こんにちは、サクッとインフォです。
ハイトーン(ハイノート・ヒッター)で観客を魅了するトランぺッターのエリックミヤシロさん。
トランペットと言ってもフリューゲルホルンも実に柔らかい音色で上から下まで自由に吹きこなします。
そんな日本を代表するエリックミヤシロさんが常々使用しているマウスピース。
トランペットとフリューゲルホルン共にGRモデルとなっています。
※「GR」マウスピースは、アメリカ・ウィスコンシン州に工房を構える新進気鋭のマウスピース専門メーカー。GRの略は「ギャリー・ラドキー」。
2014年にGR本人からエリックミヤシロさんに直伝で提案のあったマウスピースのGR。
今回の記事でわかることは、
・GR エリック・ミヤシロモデルのマウスピースまだ売ってるのか?
こちらについて詳しく見ていきたいと思います。”(-“”-)”
GR エリック・ミヤシロ モデルのマウスピースの特徴について
マウスピースの専門メーカーのGRはアメリカ・ウィスコンシン州にあります。
工房を構えるマウスピース専門メーカーです。
2000年に製作を本格化してから、革新的なマウスピースメーカーとして世界的にシェアを広げています。
優秀なトランペット奏者、そして熟練したエンジニアという経歴をもつギャリー・ラドキー(GRはイニシャル)は、流体力学や数学などを駆使したデザインブログラムを開発。
アルゴリズムを用いた設計によるマウスピースは、音色、吹奏感、音程感いずれにおいてもバランスが良く、「効率的かつ楽に演奏できる」マウスピースとしてジャンルを問わず人気を博しています。
GR エリック・ミヤシロ モデルのマウスピースの基本スペック(仕様)
正確な情報は出ておりませんでした。
GR社のホームページも今はなく、これは既に製造を中止しているということから起因していると思われます。
ユーザーの感想を中心に紹介していきたいと思います。
- リム内径サイズはバック12くらいです。
- リムはヤマハEM1よりわずかにフラットで厚めです。
- リム外側エッジがヤマハEM1よりわずかになだらかです。
- リム外径サイズはバック10-1/2よりわずかに大きめくらいに感じます。
- 口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
- カップはU型で深さはE~Fの中間くらいでヤマハEM1よりわずかに浅めです。
- スロートは#28(3.57mm)です。
- スロート内の直線部分がモネット、マーシンキウィッツなどのようにかなり長めになっています。
- 高音域が安定するデザインです。
- バックボアはワーバートン3~4の中間くらいでヤマハEM1よりややタイトです。
- ハイノートが楽なデザインですが中低音もウォームで豊かなバランスの良いマウスピースです。
- 操作性とサウンドのバランスがとても良いデザインです。
- 優しく吹くとウォームで息を入れていくと芯のあるブリリアントなサウンドとなります。
- 幅広い表現が可能なデザインです。
・Eric Miyashiro Model “Laser”
リム内径:16.00mm
バックボア:T76S
銀メッキ仕上げStudio lead カップ内径:16.00mm/.630″、エリック氏がメインで愛用するマウスピース(新開発T76バックボア)
Studio M カップ内径:16.00mm/.630″、GR「Mカップ」のアイデアを融合。
セクションワーク等にも対応(2バックボア)Classic #2 カップ内径:16.00mm/.630″、形状はGR「MXカップ」に近く、B♭管との相性が良い(2バックボア)
Classic #3 カップ内径:16.00mm/.630″、GR独自のデザイン、C管との相性が良い(3バックボア)
FD カップ内径:16.00mm/.630″、FLH用ながらTPの装着も可能。柔らかく深みのあるサウンド
Piccolo カップ内径:16.00mm/.630″、GR「PS」カップのアイディアを融合。
コルネットシャンクのみ発売FL カップ内径:16.00mm/.630″、フリューゲルホルン用。
既存の「FLカップ」よりも若干深い形状を採用仕上げ:銀メッキ仕上げ
リム形状は各モデル全て同一となり、エリックモデルに新開発されたオリジナルとなっています。
GR エリック・ミヤシロモデルはまだ売ってるのか?
殆どが売り切れとなっていて、ほんの数点のみ売っていました。
ヤフオクでも出ている時があります。
中古品にはなりますが。
リンクを貼っておきます。
ツイッター(Twitter)コメント
とりあえず、音色は置いといて、出してみい!って感じならエリックマウスピース買ってみるといいと思うよ。
— とらねす (@trnes2000) December 18, 2019
エリックGRのマウスピース使ってる?
— ふぃす (@kanon38244) January 4, 2017
エリックGR使ってるね。GRのフリューゲル気になるなぁ
— やまゆ@LEWOシンダンチョー (@mayu_yamayu) June 19, 2016
いつになればGRの新作発売するんだーーーー。ここまで写真だしたらそろそろだろ。とか思わせといてまだなんよね。うんだよね。エリックGRいつになるやら。。
— __debu__ (@debu_tp_masa) October 26, 2015
エリックマウスピースも吹いて見たいです〜
— a4869deta (@a4869deta) August 31, 2020
GRなんてどうです?エリックマウスピースGRモデルに最近したんで
— ミツナリ (@mitsuna01271) February 26, 2017
木幡さんクリニックを通じて、エリックマウスピースを使ったとき(つまりビッグバンドのとき)の死んだような音とすぐバテる問題は下アゴなどの吹き方を変えることで解決しそうだということが見えてきた
— らいくん⊿Liken | 櫻井 亮輔 (@iamraikun) August 22, 2015
まとめ【GR エリック・ミヤシロ モデル、マウスピースの特徴をご紹介!】
いかがでしたでしょうか。
エリックミヤシロさんは他にヤマハのイーエムモデルも使用されていますが、こちらはスロートが開き始めるまでの長さが短めなのに対し、GRは長めとなっています。
好き好きになりますが、GRモデルは深い音だけど高音も出しやすいという正にエリックミヤシロさんのために作られたようなもので使用する価値は大きいのではないでしょうか。
言い方に語弊があるかもしれませんが、ヤマハのイーエムモデルは「音色はあまり気にせずとにかく高音を出そう」といった仕様にも思えるところがあります。
参考にして頂けたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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