【復路、順位・時間】実況込み結果!
復路第6区:箱根・芦ノ湖~小田原(20.8km)
解説者:コンディションは良い。風だけが心配。3~4mの向かい風となる。気温は10℃以下。
走りだしのポイントは?竹沢さん:上り坂が緩やかなのでそこでリズムを作った方が上手く登れるのかなと。結果下り坂でのいい流れを作ることができるので最初大切にしつつも責めてほしいなと。
ゲスト:1位2位と2:14差あるので6区での逆転は難しいのでは。7区に渡った時にどれだけの差があるかということ。
芦ノ湖風はありません。
3分以内に東洋、駒澤、帝京がいて10位までの争いも熾烈。
創価大 濱野将基はエントリー変更のあった選手。創価大の2年連続は今大会が初めて。榎木和貴監督は追ってくる選手を考えて自分たちが100%の走りができるようにと選手を送り出した。
過去30年の歴史を振り返ると芦ノ湖で差が3分以内のレースで逆転したのは12回あり。
東海大復路は全員が初出場。
東京国際大 芳賀宏太郎はエントリー変更選手。東京国際2年連続のシードに向けてスタート。
復路はトータルで46人の変更あり。各チーム往復合わせて6人の変更ができるため、最も多い変更人数となった。
駒澤大の花崎悠紀が3位から2位に浮上しました。明治大 前田舜平も一つ順位を上げました。3年連続山下り。
創価大の濱野はフォームもブレてなくいい走り。前がいなく走りにくい中攻めの走りで良い走りができている。
青山学院大が1つ順位を上げて10位に。
通貨順位
1位 創価大 濱野将基 58:49
2位 駒澤大 花崎悠紀 57:36
3位 東海大 川上勇士 58:45
4位 東洋大 九嶋恵舜 1:00:05
5位 順天堂大 清水颯大 58:06
6位 神奈川大 宇津野篤 59:26
7位 東京国際大 芳賀宏太郎 1:01:09
8位 國學院大 島崎慎愛 58:39
9位 帝京大 三原魁人 1:03:11
10位 青山学院大 高橋勇輝 58:13
11位 早稲田大 北村光 58:55
12位 城西大 野村颯斗 59:11
13位 明治大 前田舜平 59:46
14位 拓殖大 佐々木虎太郎 1:01:04
15位 国士館大 曽根雅文 59:00
16位 中央大 若林陽大 58:45
17位 日体大 菅沼隆佑 1:00:22
18位 山梨学院大 日影優哉 59:06
19位 法政大 須藤拓海 1:00:15
20位 専修大 南里樹 1:00:17
関東学生連合 大川歩夢(東京経済大)1:00:04
6区区間賞インタビュー花崎悠紀:関係者に感謝したい。特に意識していなかったが素直に嬉しい。優勝したら監督を寮で胴上げしたい。
復路第7区:小田原~平塚(21.3km)
先頭走ってるのは中継があるので走りやすい。
駒澤監督:もっと追っていけ。6区の走りを無駄にするな。
東洋、西山険しい表情。大森は4年間走ることができなかった。キャプテンとしてできることをする。
最後は追い風。先頭の創価大。追っていく駒澤大。平塚中継所で選手を待ち受ける。
帝京、神奈川を捉えた。神奈川10位。11位早稲田大も迫ってきた。
早稲田大が並んだ。早稲田が神奈川をかわした。
創価大 原富慶季:お母さんに良い報告をしたい。テレビで応援してくれる母の為にも。
通貨順位
1位 創価大 原富慶季 1:03:12
2位 駒澤大 花尾恭輔 1:03:55
3位 東海大 本間敬大 1:04:15
4位 東洋大 西山和弥 1:04:54
5位 東京国際大 佐伯涼 1:03:10
6位 順天堂大 小島優作 1:05:20
7位 青山学院大 近藤幸太郎 1:03:14
8位 國學院大 徳備大輔 1:04:17
9位 帝京大 寺嶌渓一 1:04:28
10位 早稲田大 宍倉健浩 1:04:22
11位 神奈川大 落合葵斗 1:05:47
12位 城西大 藤井正斗 1:05:02
13位 明治大 手嶋杏丞 1:04:44
14位 日体大 森下滉太 1:04:25
15位 拓殖大 吉村陸 1:05:21
16位 国士館大 荻原陸斗 1:05:19
17位 中央大 中澤雄大 1:04:07
18位 法政大 田辺佑典 1:05:54
19位 山梨学院大 木山達哉 1:06:15
OP 関東学生連合 小坂友我(日本大)1:04:54
20位 専修大 成島航己 1:07:07
復路第8区:平塚~戸塚(21.4km)
神奈川大 安田響岐阜県下呂市出身、自粛期間中は帰省し32キロほどの山道を走り鍛えてきた。
2位の駒澤佃。中二にお兄さんの影響で駅伝を始めた。初めての箱根。
コロナ禍でも練習に励んできた。創価大リモートでも練習に取り組んできた。
駒澤大が+1:24で通過。27秒つめてきた。3位東洋大となった。4位東海大。
9区がポイント。9区で駒澤が追いつくのか。そこがポイントとなる。
大手町決戦となるのかもしれない。
明治は神奈川の52秒差。
駒澤平成の常勝軍団。
創価大永井は鹿児島出身。ラストスパートとなってきた。
現在5位の青学岩見。永井がサングラスを上げた。先頭で9区にタスキをつなぎます。
駒澤大監督、もう優勝できないのではと卑屈になったこともあります。でもそんなことはありませんでした。2位で9区へつなぎます。
法政大一つでも順位を上げたい。
専修大競るレースを経験してほしい。4年生辻がタスキを受け取りました。
通貨順位
1位 創価大 永井大育 1:05:10
2位 駒澤大 佃康平 1:04:48
3位 東洋大 野口英希 1:04:15
4位 東海大 濱地進之介 1:06:38
5位 青山学院大 岩見秀哉 1:04:29
6位 順天堂大 西澤侑真 1:05:32
7位 東京国際大 熊谷真澄 1:06:28
8位 國學院大 伊地知賢造 1:05:19
9位 早稲田大 千明龍之佑 1:04:55
10位 帝京大 鳥飼悠生 1:05:06
11位 神奈川大 安田響 1:05:37
12位 明治大 大保海士 1:03:59
13位 城西大 新井颯人 1:07:18
14位 中央大 三浦拓朗 1:05:08
15位 拓殖大 江口清洋 1:06:17
16位 日体大 大内宏樹 1:07:06
17位 国士館大 清水悠雅 1:06:55
18位 法政大 糟谷勇輝 1:06:09
19位 山梨学院大 篠原楓 1:07:58
20位 専修大 水谷勇登 1:07:13
関東学生連合 高槻芳照(東京農業大)1:05:56
8区区間賞インタビュー大保海士:往路でこけてしまったので復路でシード権に入れるように走りました。本当は往路で走りたかったが箱根に自分の名前を刻むことができて嬉しい。過去走ったレースで一番出来が良かった。後輩たちに来期も強いイメージを作ってほしいです。
復路第9区 戸塚~鶴見(23.1km)
9区は最長区間。
コロナウイルス感染防止のため沿道での応援は控えてください。
2位駒澤大は1位創価大との差を縮められませんでした。残り1キロ2分代で行けと監督から。1位との差3:19。
通貨順位
1位 創価大 石津佳晃 1:08:14
2位 駒澤大 山野力 1:10:04
3位 東洋大 小田太賀 1:10:08
4位 東海大 長田駿佑 1:10:22
5位 青山学院大 飯田貴之 1:09:20
6位 順天堂大 鈴木尚輝 1:10:37
7位 東京国際大 加藤純平 1:11:27
8位 國學院大 高嶌凌也 1:11:00
9位 早稲田大 小指卓也 1:09:28
10位 帝京大 橋本尚斗 1:09:25
11位 神奈川大 高橋銀河 1:14:27
12位 明治大 富田峻平 1:10:26
13位 城西大 宮下璃久 1:11:03
14位 中央大 手島駿 1:10:08
15位 拓殖大 竹蓋草太 1:11:31
16位 日体大 野上翔大 1:09:49
17位 国士館大 三代和弥 1:13:11
18位 法政大 川上有生 1:12:20
19位 山梨学院大 遠藤悠紀 1:12:57
20位 専修大 辻海里 1:12:18
関東学生連合 町田康誠(駿河台大)1:10:40
9区区間賞インタビュー創価大 石津佳晃:タイム的にも順位的にもいい走りができたのでは。落ち着いて走って後半粘りの走りができれば石津はいい結果が出ると監督が仰ってくれていたのでその通りいい走りができて嬉しい。区間新までもう少しだったので悔しい面はあります。往路が調子よくてびっくりしていますがこの調子で行ってほしい。楽しく走るのが自分のモットーで最後に相応しい走りができて嬉しい。
復路10区 鶴見~日本橋~大手町 読売新聞社前(23.0km)
創価大 小野寺勇樹埼玉県上尾市出身。差は3:20あるので安全運転で良いでしょう(解説)。
2年連続10区を任された駒澤大の石川拓慎。千葉県千葉市出身。13年振りの優勝を目指します。
最終10区での逆転劇は過去に8回しかなかった。ひとつ前は20年前、順天堂大が駒澤大を抜いて成し遂げられた。その悔しさを味わった駒澤大が今度は逆転を演じることができるのか。
復路の駒澤大、逆転の駒澤大とも言われた。
駒澤大が1位の創価大に一気に逆転、引き離しにかかりました。駒澤大石川は後方を確認します。9区で先頭にいるチームがかなり優勢と分析されていた中での逆転劇でした。駒澤大大八木監督の執念でしょう。
通貨順位
1位 駒澤大 石川拓慎 1:09:12
2位 創価大 小野寺勇樹 1:13:23
3位 東洋大 清野太雅 1:11:12
4位 青山学院大 中倉啓敦 1:10:17
5位 東海大 竹村拓真 1:11:09
6位 早稲田大 山口賢助 1:11:07
7位 順天堂大 原田宗広 1:10:57
8位 帝京大 山根昂希 1:11:19
9位 國學院大 木付琳 1:10:15
10位 東京国際大 杉崎翼 1:11:29
11位 明治大 長倉奨美 1:11:17
12位 中央大 川崎新太郎 1:10:31
13位 神奈川大 佐々木亮輔 1:09:58
14位 日本体育大 名村樹哉 1:12:04
15位 拓殖大 工藤翼 1:11:33
16位 城西大 雲井崚太 1:13:02
17位 法政大 中園慎太朗 1:11:38
18位 国士舘大 綱島辰弥 1:11:54
19位 山梨学院大 渡邊晶紀 1:12:42
20位 専修大 服部友太 1:11:35
関東学生連合 松川雅虎(芝浦工大)1:10:50
9区区間賞インタビュー駒澤大 石川拓慎:この大会を開催してくれてありがとうございます。
自分も悔しい思いをしたことがあったのでやってやろうとゴールテープに向かって走りました。
苦しい一年、色んな工夫もする一年だったが4年生への感謝の気持ちや3年3人も奮起してやろうと自分も頑張ってゴールテープを切った時にはやってやったぜという気持ちでした。タスキをもらった時の気持ちは強い想いや自分に任された役割を果たしてやろうと思いました。箱根だけでなく全ての大会で優勝するという気持ちで取り組んでいきたい。
駒澤大学 監督 総合優勝メッセージ
9区で3分離れていたので難しいと思ったが石川には区間賞狙いで走れと促しました。諦めなければ何が起こるかわからないと感じました。本当に嬉しいです。往路もいい流れで走ってくれたのでそれもよかった。いいチームを作るのに苦労した年だった。1,2年生が頑張ってくれて3年生も頑張ってくれ救われた感じです。寮生活で大変だったが、選手たちが頑張ってくれたのでこのような結果になったとも思います。
駒澤大学 神戸駿介キャプテン 総合優勝コメント
チームメイトがしっかり走ってくれて、自分は応援だったけど感動しさてもらえました。3年生とは長くやってきて石川とも長くやってきたのでゴールで抱きしめた時には涙が出てきました。
下級生は力がある選手がまだまだいて来期は2連覇などかかってくるので本当に期待しかない。
箱根駅伝2021全体を振り返って一番は駒澤大学。
13年ぶり7度目の優勝おめでとうございます。
かつては順天堂大に10区で逆転された苦い思い出が脳裏をよぎったかもしれません。箱根駅伝2021年、今年を振り返ると、『箱根駅伝では、トラック競技のタイム通りにはならない』を、改めて痛感しました。
全日本大学駅伝の勢いが残る駒大、選手層が厚く、タイムも有利な青学大、東海大、その牙城を崩す勢いのあった明治大が優勝候補でした。
しかし、圧倒的だったのは創価大。
ある程度は走るだろうとは思っていましたが、創部4年で、ここまで強いとは、ほとんどの人が想像できなかったと思います。
9人までが、本来の実力以上のタイムを叩き出しました。また、箱根の名物監督、大八木監督(駒澤大)に対して、榎木監督(創価大)の采配は、駅伝会の『智将』と言い切れます。往路優勝時の謙虚なコメントも心打たれました。(「予想しない往路優勝だった。先頭を楽しみながら走りたい。」)
駒大・創価大ともに、大きな拍手を送りたいです。
その一方で東洋大のことが、出走前も終了後も取り沙汰されていないが、柏原、設楽兄弟、服部勇馬と、超スター選手が揃っていないながらも、鉄紺の酒井名監督率いる【堅実なレース運び】は、今も健在だった。
かつて、1時代を築いた順天堂大も、泥水をすすった後に、7位と復活の兆しが見えてきた。
六大学のなかでは、早稲田の意地も見せてもらえた。
【花の2区】だけではなく、登りの5区、下りの6区の重要性と同時に、4区、7区、さらには10区、つまりはどこも重要で、ミスをしない、1秒を削る走りの重要性を、痛感した箱根駅伝でした。
本当に楽しい箱根駅伝2021年でした。
まとめ【箱根駅伝2021往路結果・速報!復路への監督・選手・関係者の発言は!?】
10区にドラマが起こりました。9区で創価大の石津佳晃が 1:08:14で区間賞を取ってタスキをつなぐも10区の小野寺勇樹が疲れてしまい駒澤大10区の石川拓慎に逆転されてしまうことに。3分19秒差を見事にひっくり返しました。それでも創価大は前回の2020年大会で9位に入って初のシード権を獲得したなかでの今回の飛躍的成績。どちらにも栄光を称えるに十分に値する頑張りだったのではないでしょうか。
21チームの選手・監督・関係者に本当にお疲れ様でしたと言いたいです。
色んなドラマが生まれる東京箱根間往復大学駅伝に今後も目が離せません。
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