こんにちは!サクッとです。
「香港が燃えている!」単なる火事ではないようです。
なぜ香港が燃えているのか?
【8月19日 AFP】中国政府は、香港に隣接する広東省、深圳市(Shenzhen)の新たな開発計画を発表した。
金融の中心地である香港は、数カ月にわたる抗議集会やデモ、占拠運動により危機的状況に陥っている。中国政府はこれを更なる深圳発展の好機にしたい考えだ。
引用:5チャンネル
中国政府による香港の都市化(香港・澳門の統合)を香港市民が懸念していることで抗議集会やデモが起きている。
この火事というのは香港市民によるデモによる抗議(火事)ということだと推測できます。
市民へ協働参加という形を明確に示さない中国政府と香港市民の根本的対立が今回も浮き彫りとなったようだ。
中央政府は深圳を「中国の特性を備えた社会主義」の試験地域にするという。
この指針では2025年までに、深圳の「経済力と発展レベル」を世界最高水準に引き上げるという目標を掲げている。
同時に香港・澳門との統合を進めていく方針も示し、2035年までに深圳があらゆる経済競争面で「世界をリードする」都市になるとしている。引用:5チャンネル
香港市民への意見収集は行ったのだろうか?これまでの経緯や今回のデモが起きたことから察すると、香港政府にすら行っていないのではと。今こそ中国政府が寛容になり香港と連携そして統合する時が来ているのではとつくづく思う。
香港が中央政府の開発計画に参画する準備が整っていないならば、「香港の発展は将来非常に限られたものとなり、一方の深圳はずっと高速で進歩を遂げるだろう」という見方を示した。
引用:5チャンネル
この高圧的な見解にはあまり賛同は得られないのでは。中央政府はせめてこの開発計画のコンセプトや至った経緯を香港市民へ提示すべきだと感じる。事後報告となってしまっても良い。真摯に対応してほしいと願う。
香港の内需拡大とこれまでの自然との共生が実現できればこんなに誇らしいことはないと思うからだ。なのになぜ中央政府は、ウィンウィンの関係となる今回の案件を説明しないのかが理解に苦しむ。
香港での反応はどうだろう?

ここまでするか?もっと有効な国費の使い方をしてほしいものだ。。
香港のキャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)の社内で、言論封殺の「魔女狩り」が起きていると従業員らが訴えている。同社では既に、香港の民主派デモを支持した複数の従業員が解雇されている。(写真17枚)https://t.co/oxplMkO9p1
— AFPBB News (@afpbbcom) August 30, 2019
ここまでするか?体罰としか思えない。。
アグネス・チョウさんは香港デモの模様を日本語でTweetしてた人です。当局が拘束したとのこと。自由を叫ぶことが罪なんですか?共産党許せん!! https://t.co/RgiXfoII4E
— 上念 司 (@smith796000) August 30, 2019
どうして拘束するのか?
悲しい現実と向き合っている香港国民に同情する。
デモは鎮圧したのか?

女性警官がここまでするとは驚きです。ということで、鎮圧している様子はありません。困ったもんです。警察が警察としての役割を果たしているのでしょうか?社会主義国家の警察となれば、こういった事態での対応はむしろ機能していない(ただ軍隊的に押さえつけるだけ)のではなかろうか。
難しい問題ですね。香港市民としては中央政府に絶対に制圧(鎮圧)されるのですから「損して得取れ」の考えで何もやらないのも得策ともとれるのですが、やはり国も違えば考えややり方も変わるのですね。香港の学生も参加しているようです。
一人でもけが人が少なくなることを祈っています。
市民の声
金曜日まで香港にいました。
デモは特定の場所、特定の日ですので、出くわすことはそうありません。
市民は「普通の生活」を続けています。
一方で、街中でもプラカードを掲げる人がいたりと、やはり「普通」ではありません。
中国と香港を分ける一国二制度が2047年までで終わってしまう。その日がジワジワと近づいてくる「香港人にとっての不安」も感じたのでした。引用:NEWS PICKS
香港の人たちは2047年に中国に統合するとこにあまり好印象を抱いている人は多くないかもしれません。これまでの中国政府の中央集権的国家がもたらした結果と言えるでしょう。
白シャツと警察は利害が一致するのかな。
国家って、必要なのか?
警察も所詮この程度が、実態で。
メキシコでも、学生40名以上が誘拐され行方不明になり、警察や行政とマフィアの関与も疑われている。
中国もマフィアとの絡みがあるのだろうか?
中国と香港とでは、国土や立地条件で互いのメリットがあるので少しづつでも歩み寄って2047年の統合に向けて進んでいってほしいと願います。
個人的な見解になりますが、香港の見識者をもっと中央政府の組織に加える参画してもらうようにと考えます。
まとめ
この香港デモは今日に始まったことではありません。中国政府の中央集権国家体制に香港政府は共存していない関係が続いてきました。
このデモを機に中国(中央)政府はより穏便な打開策を提示してくれることを提案したいです。こんなに恵まれた国土と立地条件の国は世界中を見てもなかなかありませんからね。
30年後の2047年には世界中の市民が「中国と香港の統合」を笑顔で賞賛されることを祈って今回の記事は終わりとさせていただきます。
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