こんにちは!サクッとです。
日本列島は梅雨真っ只中ですが、梅雨明けして暫くすればクワガタシーズン到来です!ここではカブト虫は割愛させていただきますが、カブト虫もほぼクワガタと同じ昆虫として捉えて頂ければと思います。
それではます初めにクワガタとはなんぞやということで、クワガタムシとはこんちゅう目、クワガタムシ科に属する大きな顎を持つ昆虫のことであるということです。
では以下のことについて順を追って説明していきたいと思います。
・クワガタが採れる時期は?
・クワガタが採れる時間帯は?
・クワガタはどこにいるのか?
・クワガタを捕まえに行く格好はどんなのが良いか?
・クワガタを捕まえるための道具は?
・怪我をしないための心構え
・家で飼うために準備すること
Contents
クワガタが採れる時期は?
クワガタがでてくる時期は地域によっても異なりますが、5月下旬から9月下旬頃まで見ることができます。
その中でも最も多く見られるのは6月から7月中旬までです。
蒸し蒸しして暑い時期でもありますが、それでこそクワガタは幼虫から成虫になり餌を求めて活動します。
クワガタが採れる時間帯は?
夜の8時頃から朝の6時頃となります。夜行性なのです。灯りのある所や樹液を求めて旅に出ます。
クワガタはどこにいるのか?
ずばり雑木林にいます。勾配のない平地よりは多少勾配のある高台の雑木林の方がいる確率は高いです。クヌギ、ナラ、ニレ、ヤナギ、タブ木にいることが多いです。
針葉樹林にはクワガタはいません。
あとは雑木林近くの電灯のある所です。
まれにひょんなところでくわがたを見つけることがありますが、電灯から電灯へ何日に渡って移動してきたものと見まれますから高確率で捕まえられる場所とは言い難いと思います。
クワガタを捕まえに行く格好はどんなのが良いか?
雑木林にはスズメバチや蛇やムカデ、蚊、蟻など人に危害を加える可能性のある動物や昆虫がたくさんいます。
しかも、この夏の高温多湿の気候であれば活発に活動していることは言うまでもありません。以上のことから上から下まで皮膚を覆い隠す服装で行くことは必須といえます。
好きなクワガタを捕まえに行ったからと言って蛇に噛まれたりして大けがをしたなんてことになると本末転倒ですからしっかり準備をしていきましょう。
細かく言えば、上半身は長そでのシャツに首にタオルを巻いて。タオルで顔の上から覆い、耳を隠して帽子を被るのが効果的です。蚊がたくさん寄ってきますから。
常時蚊に注意を払っていられませんからタオルで顔を覆い帽子を被るというのは大変効果的といえます。
手は素手ではなく軍手をしていきましょう。雑木林に入るところから採集が終わって出てくるところまでを考えると、つまずいたり体勢を変えなければならなかったりいろんな障害が待っています。
軍手をすることで手を思うように動かせない、使えないと思ってもとっさの時にけがをしなくて済みます。ですので軍手をすることは必須アイテムと断言できます。
下は靴下にジーンズで粗方大丈夫ですが、その上にジャージを履くと完璧でしょう。靴はスニーカーでも問題ないですが、長靴ですと更にいいでしょう。
万が一蛇に噛まれたとしても貫通しませんからね。日本においての話ではありますが。ここでひとつ確認しておきたいことがあります。
それは雑木林には何が潜んでいるのかわからないということ。最近ではサルが民家に入ってきたりクマが山の下まで降りてきたりと様々なことが言われるようになりました。
なので、雑木林に入るときはあまり奥まで行き過ぎない、無茶をしないということは基本となりますので覚えておいてください。雑木林に入る前に車に乗った状態で、遠目から声で「わー」や「おー」など何でもいいですから雑木林に向かって声を張り上げてみてください。
動物がいれば物音がするかもしれません。もし物音がして動物がいそうな気配がしましたら、きっぱり諦めてそのまま帰るようにしましょう。命より大切なものはありませんからね。
クワガタを捕まえるための道具は?
◆虫取り網
これは皆さんご存じのものです。手で届かない場所に必要な時に使用します。
クワガタが手の届かない高所にいることも珍しくありませんから必須アイテムと言えます。
クワガタは音や振動で下に落ちるという性質がありますから、網を下に構えて落として採るというパターンが最もポピュラーと言えます。
◆虫かご
採集したくわがたをこの中に入れます。
複数いても大丈夫ですが、念のために枯れ葉やおが屑を入れておくといいでしょう。クワガタ同士がケンカしないようにしてあげるためです。
雑木林にあるのでスコップですくって虫かごに入れあければ大丈夫です。
あまりじゅくじゅくしている土やおが屑は虫が発生する確率が高まりますのでほどほどの湿度のものを入れましょう。
◆ラジオペンチ
これは樹木の割れ目や穴に入っている時に使用します。
割れ目や穴が比較的大きければ簡単に使用できると思うのですが、その場合、クワガタの同体の真ん中あたりを横から掴んで出せれば最高です。
なぜなら上から取り出そうとするとクワガタも踏ん張って離れようとしないからです。
ですので、基本的に横からクワガタの同体を真ん中の関節の辺りで掴んで踏ん張りが弱いときにさっと取り出しましょう。
そうすればクワガタも痛まず元気なままで飼育に持ち込むことができるからです。
逆に割れ目や穴が小さいときはクワガタの体を簡単には掴めませんから、角の元の辺りを優しく引き上げるようにして取り出してください。
早く捕まえたいあまりに急いで掻き出すようにするとせっかくのクワガタが痛んでしましますから、焦らず丁寧に行ってください。
◆ひっかき棒
樹木の割れ目や穴が比較的小さいときに使います。コクワガタは比較的小さな穴に入り込む習性がありますのでそういった時に使用します。
◆ハンドスコップ
先程も説明しましたが、雑木林で虫かごの中におがくずをすくって入れるのに使用します。
あと、カブトムシは土に潜り込む習性がありますので、掘って見つけるというアイテムにもなります。
◆懐中電灯
夜中や朝方の暗がり時に使用します。樹木の上から下、穴の中を見るのに使用します。
樹木を蹴ってクワガタが落ちた時に探すのにも使用します。朝方で明るくなってくれば使う必要もなくなるかもしれません。
◆脚立
あと少しで届くのにという経験がある方もいるのではないでしょうか。
樹液が出る場所が高所の場合に樹木にくぎを打ち付けて登ってい方法もあります。
網で採れればいいですが、脚立ですと、クワガタがを目の前にして確実に捕まえることができます。
◆虫よけスプレー
雑木林の中は蚊や蛾やハチなどそこら中にいますからどうしても露出せざるを得ないところ(耳や首など)前もって塗っていく事もオススメします。
◆かゆみ止めスプレー
肌を露出することなく行くことが原則ですが、それでも蚊は容赦なく顔や耳などに張り付いてきます。採集中はそんなことしている場合ではないかと思いますが、採集が終わってひと段落ついたら使用するのもありかと思います。
◆目薬
木屑や何かが思わず目に入ってしまった時など洗い流す様にして目薬を使用することをオススメします。
怪我をしないための心構え
予め予定を立てておくことで、怪我をする確率はかなり減少すると思います。
道具の準備、何時に起きて家を出るか?雑木林のスポットを予め調べておく。無理をしない。服装は大丈夫かなど紙に書くなどして漏れがない様にチェックして行くようにしましょう。
家で飼うために準備することは?
家でクワガタを飼うためにはクワガタの家を用意してあげましょう。
カゴ、木屑、樹木、エサ、水分があればいいでしょう。カゴについてはなるべく大きい方が望ましいですが、程々で大丈夫なので極端に狭くない程度で考えてもらえればと思います。
木屑は雑木林からスコップで拾ってくるのもいいですが、手間を考えてホームセンターなどで購入するのも良いかと思います。
樹木についても同様で雑木林でノコギリを使って切り取ってくる事も考えられますが、自然破壊!?にもなり得ますし、木屑同様ホームセンターなどで手っ取り早くセットで購入してくるのがいいかと思います。より愛着が湧きますね。
エサについてはスイカやメロンをあげることが考えられますが、実はあまり望ましくありません。
というかはっきり言ってやめた方がいいです。と言うのも水分が多すぎてクワガタが食あたりをおこしてしまうのと、水分が多いので、ダニなどの虫がクワガタの身体につきやすくなります。
ですのでエサについてはホームセンターなどで売っているゼリー状のエサがいいかと思います。
外に出しておいても腐りにくいですし、クワガタも残さず食べてくれますからね。見ていて気持ち良いですよ!笑
まとめ
クワガタの詳細から採集方法、家での飼い方までをお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか?
色んなクワガタを捕まえたい気持ちは私もそうで凄くよくわかるのですが、なにがともあれケガをしないことが最優先です。
そこを念頭において、お子さまから大人の方まで、クワガタ採集に楽しく取り組んで頂ければと思います。
最後まで、読んでくださりありがとうございました。
コメント