こんにちは、サクッとインフォです。
日本でも吹奏楽や金管アンサンブルなどでよく使われているトランペット。
そして世界で活躍するトランぺッターが数多く存在しますが今回はノルウェー出身のトランぺッター、オーレ・エドワルド・アントンセンさんについて彼のトランペット技術について詳しく紹介していきたいと思います。
少しでもお役に立てましたら幸いです。”(-“”-)”
オーレ・エドワルド・アントンセン
出身 | ノルウェー |
生年月日 | 1962年 |
主なコンクール | ジュネーヴ国際音楽コンクールで、審査員全員一致で優勝(1987年) |
主な舞台 | アルベールビル、リレハンメル両冬季オリンピックではファンファーレを演奏 |
CD | 1992年に発売されたポップ・ロックのソロ・アルバムは10万枚を突破 |
共演楽団 | ベルリンフィル、日本センチュリー交響楽団など |
オーレ・エドワルド・アントンセンのトランペット技術
アンブシャー
「アンブシュア」とは、楽器を吹くときの口の形およびその機能のことですが非常に良好です。
写真を見ていただきたいですが、そのまま楽器をつけて吹くだけですんなりと音が聞こえてきそうな口元の形の良さがわかります。
出っ歯の人ですと下あごを少々前に出して上下の歯のラインを合わせたりしますがオーレ・エドワルド・アントンセン(以降、アントンセン)さんに関しては上下の歯先の位置が近い状態にあると推測できます。
音(音色・響き)
非常に柔らかい音色でうっとりさせてくれます。
楽器メーカー
バックをメインに使用されているそうです。
B♭管はもちろんC管、S管、E♭管、コルネットなどほぼほぼ全てを使いこなされているようです。
タンギング
非常にソフトで丁寧・緻密。
楽器から出ているというより頭の後ろから出ている様な柔らかく繊細なタンギングです。
ハイトーン
ここをあえて聞くか?と怒られそうですが、ダブルハイべー(B♭)は余すところなく出るでしょう。
ミクロの世界で音を出しているかくらい小さくても上手に振動させてほぼほぼ無限にハイトーンを出す技術を有していると言えるでしょう。
羨ましいばかりです。”(-“”-)”
安定性
マウスピースのリムもそれほど浅くなく深くもなくですがおそらく深めのリムのマウスピースで吹かれているでしょう。
その理由は、エリックミヤシロさんの様なハイトーン主体の演奏形態ではなく、どちらかというとメロディックな曲を中心にメロディックに演奏されているからです。
なので安定性については言うまでもなく安定しておられます。
それ相応の練習を今現在でもされておられることでしょう。”(-“”-)”
スラー
沢山の音符を小節を越えて付いているのがスラーですが、スラーの部分はそつなく吹かれています。
あえてそこを強調するかのように吹く時もあるかもしれません。
スラー個所はおおらかに。
それ以外のところは譜面通りに忠実に。
それでいて感性も加わって機械が演奏しているのではと錯覚をおこしそうになりますが、いや違う、人の演奏なんだと気づかされるみたいなくらい精密な演奏をされます。”(-“”-)”
跳躍
金管楽器は音程の離れた音を演奏するのはすごく難しく、オクターブの跳躍はかなり難易度が高いのですが、アントンセンさんは見事に跳躍も簡単なくらいに吹いてしまいます。
これは頭の中で音程を取って吹いていると思われますがしっかりとしたアンブシャーがあった上での事なのでこの点は意識してやってみると良いかと思います。
【ユーチューブ】アントンセン ♪ ハイドン トランペット協奏曲 第3楽章 ♪
まとめ【【動画】オーレ・エドワルド・アントンセンのトランペット技術を紹介】
オーレ・エドワルド・アントンセンのトランペット技術を詳しく紹介ということで見てきましたがいかがでしたでしょうか。
技術的に凄いの一言で終わってしまいそうですが、何と言っても誰よりも音楽が好きというのが伝わってきますよね⁉
トランペットを上達させたい方、聞きほれたい方など参考になればと思います。(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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