こんにちは、サクッとインフォです!
1月8日の日本時間午後10時、保釈中に中東レバノンへ逃亡した日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告が記者会見を開きました。
その後9日にレバノン検察当局は、カルロス・ゴーン被告に出国禁止令を出しました。
出国禁止令が出された理由についてわかりやすくまとめています。
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レバノン検察、ゴーン被告を出国禁止に
レバノンに逃亡した日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告をめぐっては、日本からの要請をうけてICPO(国際刑事警察機構)が国際手配しています。
これを受けてレバノンの検察は、9日、首都ベイルート中心部にある司法省の施設でこの手配書などに基づいてゴーン元会長から事情を聞き、当分の間、元会長が国外へ渡航することを禁止しました。
この流れですと、保釈中のゴーンが日本からレバノンに逃亡したが、日本からの引き渡し要求(ICPO(国際刑事警察機構)による国際手配)からレバノン検察は逃れようとしているのにしか感じ取ることができません。
スーパーお金持ちのゴーンですから、ICPO(国際刑事警察機構)の国際手配から逃れるために、ゴーンからレバノン検察へ金銭受け渡しの根回しがあったのでは?と、筆者サクッとはみています。
そうなると、ゴーン被告の保釈金15憶は没収になります。裁判所が保釈取り消しを認めた15憶円が没収ということです。そうまでして逃げたかったのだと思いますが、お金で逃げれてしまうというのはいかがなものかと思ってしまいます。
金銭感覚がここまで大きいと、一般市民としては何だかむなしくもなってしまいますよね。
レバノンではゴーンは「英雄扱い」だと言われてるがそうとは限らない
ゴーンが逃亡した故郷のレバノン。
そのレバノン政府は汚職が多いことでも知られています。
そしてゴーンにおいてもそれに属してる一人だと若い市民からは思われているようです。
レバノンの実態は?
人口610万人で岐阜県とほぼ同じ面積のレバノンだが、経済の実態は厳しい状況続き。
- 産業が乏しい
- 財政危機で汚職が横行している
- 海外に住むレバノン人による送金によって、財政赤字の穴埋めなどをしている
人口も少ない中で国として成立していることにまず疑問が湧いてきてしまいますが、レバノン国を存続していくにあたり、やはり厳しい様相。
最終的なゴーンの見られ方
こういう理由から、猫の手も借りたいくらいの厳しいレバノン経済と財政。
国際的に活躍する人物の存在は、レバノン経済で重要な役割を担っていて、ゴーンはこうした経済人の典型例として知られ、レバノン国内で天才的企業家として評価されてきた。
このため、最近までは将来の大統領候補などとたたえる声もあった。
ゴーンのレバノン逃亡というのは格好のネタであったのかもしれない。それが今回のゴーンの出国禁止令となる。
でも、そういったやりとりをしているのは国の関係者とお金持ちの一部だけという考えがレバノンでは蔓延してきており、ゴーンをめぐるレバノン国内の評価も変わりつつある。
そういった上層部のやりとりだけで、レバノン経済は腐敗していると言われているが、ゴーンも、レバノン政治を腐敗させた既得権層とその腐敗の一部として見なされ始めている。
現地のジャーナリストは、「政府がゴーン氏を支援するなら、デモに加わった若者らからは否定的な反応が出てくるかもしれない」と話した。
※出国禁止令に至った根回し金銭受け渡し額については、情報入り次第、追記していきたいと思います。
レバノン検察の出国禁止は「国際刑事警察から逃れる」ため?!
今回ゴーン出国禁止令がレバノン検察からだされた背景はゴーンからの要望で国際刑事警察から逃れるためだったと推測できる。
その理由は、
- 日本とレバノン間で犯罪人の引渡条例がないからそもそもつかまらない
- ゴーンの要望で出国禁止令を出せば、ゴーンからの一時金が入り国家財政が潤う
ゴーンに関してレバノン政府は逃亡したことについて否定的な見解を示しているが、実際のところはわからない。
なぜなら、国家財政が厳しい中で、金銭的な支援も欲しい、だけど国際的にはよく見られたいというしたたかな(欲張りな)思惑が少なからずあると思われるからだ。
ゴーンのまとめページを作成しました。興味がありましたら見ていってください。

こちらはそれぞれの記事です。

まとめ【【最新】レバノン、ゴーンを出国禁止にした理由。国際刑事警察から逃れるためだけ?】
以上ゴーンの出国禁止令の理由についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
確認となりますが、「ゴーンも国際刑事警察から逃れたい」だけでなく「レバノン財政が貧迫している」こと、この2つの問題をクリアするために出されたであろうゴーンの出国禁止令。
いかがなものかと疑うばかりである。
新たな情報が入り次第、公開していきますね!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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