ラグビーワールドカップ2019で負けなしの日本代表。「奇跡ではありません!」というフレーズを何度か耳にしたことがあるかと思いますが、ここ最近の日本は本当に強いですよね!
多国籍集団日本代表とも言われたりしていますが、一試合一試合しっかりと相手に立ち向かって勝利を収めてくれています!
歴史的快挙がどこまで続くのかが本当に楽しみな日々になってはいないでしょうか。
ここまできたら優勝にも視野に入れて頑張ってほしいと願いますし、選手の皆さんもそのつもりで練習に取り組んでいるのではないでしょうか。
でもそんな期待が膨らむ中で、次の試合、日本対スコットランドを素直に観戦しようと思う人が全てではなく、ある人の一つの考えからそれに対して危惧する声も出ている。
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ジョセフHC(日本のヘッドコーチ)が発言!
日本のジョセフHC(ヘッドコーチ)が会見開始早々、「色々な記事を読んでいるが、日本の成功を批判するものがある」。
引用:SANSPO.COM
とのことで、怒りの声を上げた。
批判とは何を批判?誰のことを?
それは、スコットランドの監督タウンゼント氏と同国メディアに向けられたものである。
タウンゼント監督の「A組は全チームが短い休みで日本と当たる」との発言や、5日の日本ーサモアでサモアの反則を取った判定への批判、さらには台風の影響で試合が中止された場合は法的措置を検討すべきとの報道もあった。
引用:SANSPO.COM
なるほど、言わんとしていることはわかります。なぜなら雨天中止となった場合、スコットランドは試合をせずに引き分けとなります。スコットランドは引き分けか敗戦となると日本の決勝進出が決まるのです。そういう状況を考えると、確かにスコットランド側の意見も全否定もできないのがわかります。しかもこれまでの戦歴をみると、スコットランドは日本に過去10勝1敗の成績を誇り、スコットランドが優勢とみられている面もあるからです。
じっと見守るしかありませんが、今後の行方が気になることは否めませんよね。
では試合の詳細などを見ていきましょう!
日本VSスコットランドの試合の詳細
日時:2019年10月13日(土)
19:30~
場所:横浜国際総合競技場(神奈川県)
〒222-0036
神奈川県横浜市北区小机町3300
試合放送時間:19時45分~
放送:日本テレビ、J SPORTS
*ただし、台風19号の影響を考慮した試合実施可否の判断は、キックオフ6時間前までに下される。
2019ラグビーW杯プールAのこれまでの結果
ラグビー世界ランキング(2019年7月)
日本:8位
スコットランド:9位
2019ワールドカップラグビー
プールA
勝ち点 | ||
1 | 日本 | 14 |
2 | アイルランド | 11 |
↑決勝トーナメント進出↑ | ||
3 | スコットランド | 5 |
4 | サモア | 5 |
5 | ロシア | 0 |
日本の試合展開予想
話は遡りますが、2015年9月19日。スポーツ史上最大の番狂わせ、日本的に言うならジャイアントキリングスが起こりました。ラグビーW杯のラグビー日本代表が南アフリカ代表に勝ったことです。往年のラグビーファンは涙を流し、ラグビーに詳しくない人でさえも、興奮した勝利だったではなかったでしょうか。
しかもこれまでの日本代表は20年間のW杯でわずか1勝でした。それに比べ南アフリカ代表といえば、W杯で2度も優勝をしている強豪国です。
そうした変化点がみられる急成長中の最近の日本ですが、次のスコットランド戦もこういった日本の特徴の見られる展開がどこまでできるのかが鍵となりそうです。
日本の武器
体格が小さいながらも小回りの利く動線、試合運び。
最近では多国籍群とまで言われたりもしている体格(がたい)のいい日本代表ではあるが、ぶつかった後のパス出し、そこへの走り出しは日本の武器であるフェイントや出し抜きなどを小柄な選手でも生かせるものといえる。具体的には田中史郎氏を起点として松島幸太郎氏や福岡堅樹氏が最終走りこんでトライするのがこのパターンだ。
逆に言えば今までどうしてこの当たり前に生かせるであろう展開をできなかったのかが不思議に思えるくらいだ。日本の控えめな秩序的なものがあったかもしれないが開花した今であれば、これからはもう恐れることはないでしょうし選手たちもそういった心づもりで臨んでいるのではないでしょうか。
スコットランド代表情報
- ラグビー世界ランキング:9位
(2019年7月) - W杯出場回数:9大会中連続9度目の出場
- W杯の最高成績:4位
- 日本との対戦成績:W杯においては日本が3戦3敗
- キャンプ地:長崎県長崎市(9/10~)
ラグビースコットランド代表の特徴
ラグビースコットランド代表は、ワールドカップには9大会すべて出場している強豪チームです。
スコットランドのエンブレム(マーク)はアザミといってスコットランドの国花なんですね。
アザミはキク科アザミ属及びそれに属する植物の総称です。
世界に250種以上あり北半球に広く分布する。異変が多く日本でも100種以上あるが今も新種が見つかることがある。スコットランドではそのトゲにより外敵から国土を守ったとされ国花となっている。花言葉は独立、報復、厳格、触れないでなどです。引用:ツイッター
ラグビースコットランド代表のW杯でのランキング・成績
- ラグビー世界ランキング:9位(2019年7月)
- W杯出場回数:9回(9大会中9回連続の出場)
- W杯の成績:過去最高4位(1991年)
‣1987年ーベスト8
‣1991年ー4位
‣1995年ーベスト8
‣1999年ーベスト8
‣2003年ーベスト8
‣2007年ーベスト8
‣2011年ープール戦にて敗退
‣2015年ーベスト8
ということで、W杯での最高成績は4位で、優勝はありません。優勝はないまでも準々決勝にほぼ残るだけの強豪チームといえます。
スコットランド代表の監督はグレガー・タウンゼント氏
2017年からスコットランド代表監督となったグレガー・タウンゼント氏。
1973年4月26日生まれ。
現役時代はスコットランド代表であった。実力もあっての現監督となった。
SO/CTBとして活躍していました。
ラグビースコットランド代表の試合展開予想
パワフルかつ俊敏な動きで勝機を見出すそつのない試合運びで優位性を見出す。
正確なキックが武器のベテランSH(スクラムハーフ)グレイグ・レイドローを中心として実力派が並ぶ。
大敗を来さない試合運びで優位性を見出していく試合展開が予想される。


まとめ
今回の日本とスコットランド戦は、天候如何で日本の決勝進出が決まるかどうかのこともあり、単なるW杯での試合ではないことは確かではあるが、選手たちが万全の状態で試合に臨むことができるかということにも注目に値する今試合。
ラグビーW杯の現ルールに則り開催されているが、スコットランドの動向の如何により、ワールドラグビー(World Rugby)、ラグビーユニオンの国際競技連盟が出ることとなるのかはたまた最終手段として司法による判断までも必要になるのか。現行ルールにより行われるのが正ではあるが、スコットランドの動向に今後も目が離せない。
(ラグビーユニオンの国際競技連盟の本部はアイルランドのダブリン)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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